キャンプ旅

車中泊しながらのキャンプ旅

災害シミュレーションとキャンプ

 キャンプを言い換えてみると、1つ前の不自由さを味わってみる、ということになりそうな気がしています。不自由さがあると、先ず考えます。何かがないとその代わりになるものを考えます。代用する事で、その場を乗り切っていきます。

 それで、あまり整い過ぎてしまっている高級なキャンピングカーは、これができないため向いていないことがお分かりだと思います。今考えていることは、この夏をどうやって過ごそうかと・・・エンジンを止めた時のエアコンに変わる扇風機とか、窓を開けた時の蚊・虫の対策とか。

 ここは、南海トラフ巨大地震の地域に入っていて、災害時のことも考えますが、準備していてもその時それがどうなるのかを考えると、被害の度合いによってはほぼ無意味な感じに(全て流されてしまう)・・・例えば、津波が来ないところにレンタルコンテナ倉庫借りて、災害時に役立つモノをキープして置くのがベストになりますよね ?? (笑) (これって生き残るの前提ですね 笑)

 ただ、準備していると、その気持ちが色々なところへ波及して行くことは、確かにあり、色々な面で役立つことが増えそうです。災害イマジネーション力を鍛える、災害シミュレーション演習などという言葉もあるように、脳トレーニングをするといいのかもしれませんね。キャンプは、結構、これしますよ。 

ソーラーパネルによる充電

ようやく、ソーラーパネルによる充電が可能になりましたので、バッテリー関係は、これで一段落です。写真は、家のカーテンを引いた状態での廊下でソーラーパネルを伸ばして、ワイヤレスヘッドホンを充電中です。

 先回紹介した蓄電池にも充電可能なので色々なケースに対応できるようになりました。災害で電気が来なくなってもこちらで補うことができます。ところが、充電するのに時間がかかることが分かりました。電源からの充電よりも約倍の時間がかかりそうですね。( 外で直射日光だと多少上がるでしょうね )

 今、空き地を利用してソーラーパネルが設置されていますね。これも災害時には役に立つし、通常でも電気供給になりますので、各地で進んでいます。最後の問題は、設置場所、保管場所になりますね。地震で壊れたり津波で浸水したら、と考えてしまいます。

 これから、夏に向けて、暑さ対策と蚊の対策に悩まされそうです。就寝はエンジンを切りますが、食事や休憩では、エアコンと扇風機を活用したいと考えています。蚊の対策のためのネットも販売されているのですが、キャンパーさん達のいい報告を聞いてないので、ダメなのかなと推測しています。

 食事としては、基本的にあるもので作りますので、メニューとして名前を付けられないようなものになることが多いですね。ところが味的には、なぜか美味しいのですが、通常この料理に合う素材、合わない素材が、入り混じっても、なぜか美味しいのは、不思議なところですね。

 

ソーラーパネルでの発電で蓄電 ?

 今度もバッテリーなんですが、(どんだけっ)こちらは、ソーラー発電をバッテリーに蓄電できるタイプです。思い出しますよね。ちょうど7年前、東日本大震災で電気が使えない状態になったため、電気で冷却をするシステムだったため原子炉の冷却が間に合わずメルトダウンを起こしてしまった原発災害がありました。

 当然、2次電源も用意されていました。非常用ディーゼル発電機やバッテリー(直流電源)は、地震の後、ちゃんと作動していましたが、約 50 分後の津波で全滅になりました。その教訓により、現在の原発では、4次電源まで準備されているそうです。バッテリー他に、例えば発電装置が付いた移動式のトラックが約 10 台とか・・・

 そもそもキャンプ・車中泊と言われるようになったのが、大震災のボランティアの方々や被災者が車で寝泊まりせざるを得なくなった事にある様です。特に、ボランティアの方々が手伝いに行って、食事もよばれたり寝る場所もお世話になっていては、迷惑をかけに行っている様で心苦しいという事でした。

 それで、自分の寝る場所、食事、電源などを確保できる車があれば、最適でした。キャンプするという事は、そんなことも想定してみてしまう訳です。そこで、ソーラーパネルでの発電で蓄電ができれば、とても理想的ですね。

 こちらのバッテリーは、それが可能になります。

https://www.amazon.co.jp/dp/B076PR4TBZ/ref=psdc_2038996051_t1_B0794PVVGS

 

モバイルバッテリーについて

 冬も終わろうとしていますから、電気毛布を外しました。電熱器で、かなりの電力を消費しますので、補助バッテリーの充電のため走行する必要もありましたが、何かと用があるもので、ただ充電のために走ることはなかったですね。

 つい最近、飛行機の中で荷物が燃える案件がありました。正体は、モバイルバッテリーの様でした。キャンプでもあると便利なモバイルバッテリーですが、飛行機では、160Wh超えのモバイルバッテリーは飛行機内に持ち込めないようです。荷物預け入れは、NGかな。

 車には、色々な種類のバッテリーを携帯する事がありますので、発火しても大丈夫にするには、どうしたらよいか考えていました。燃焼の3要素は、1. 可燃物 2. 点火源 3. 酸素 でした。バッテリーの場合、1. 可燃物 2. 点火源 が揃っていますので、3. 酸素 を遮断すればよいことになります。

 それで、大きさにもよりますが、先回紹介したエンジンスターターのバッテリーなら収まる蓋つきの缶を見つけました。この中に入れて、密封しておけば、運悪く発火しても車に延焼することは無いですね。

 バッテリーが登場する機会は、ほとんど無いか、とても少ないので、存在感がない。念のために、用意しておくのがほとんどですから、色々な点で忘れ去られていますよね。

簡易なエンジンスターター

 先日の37年ぶりと言われた福井の豪雪で、一酸化炭素中毒死と思われる事例が報じられました。やはり、エンジンを切らずにいたらしい。排気ガスを出すマフラーが雪でふさがれ、車内に逆流することが知られています。

 近くにコンビニなどがあったところだからよかった様なのですが、お店がないところでは、水、食べ物がすぐに手に入らない状況の場合、持参しているといいですね。(車内で食事する予定の時でさえ、水持参を忘れることがありますけど 笑)

 さて、冬ということで、今回は、バッテリーの電圧が下がってしまいスタートができなくなってしまった場合、簡易のスターターというのがありますので、紹介したいと思います。

 私の場合には、補助バッテリーを装備していて、メインバッテリーの電圧が下がってしまった場合、そこから、電圧をもらいスタートすることができる様になっていますが、お手頃の値段でもう1つ簡易なエンジンスターターがあり、手に入れておけば安心だなと思い購入しました。

 ¥ 3,830 と¥ 4,399 がありました(電流の違い)ので、車種・用途に合わせて選べますね。(¥ 5,401のもあります)バッテリーは、消耗品ですので、いずれかは買い替えが必要になります。(アマゾンなら、ベストセラーって保証になりますね)このバッテリーの大きさは、スマホよりちょっとだけ大きいサイズです。( スマホのバッテリー充電も可能です )  こちらを参考に
 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B076P6Z6Q5/ref=oh_aui_detailpage_o00_s01?ie=UTF8&psc=1

キャンプに気お付けておきたい事

 先回は、低体温症についてでした。夏でもなりますし、平地でもなります。色々な原因により体温が作れない状態になると対処しなければ低体温症の範囲に迫ってきます。例えば、雨にあたり弾く服を着てなくて乾かないと、水分の冷たさで体温が下がり、体温を作るスピードよりそちらの方が上になると、かなりマズイですね。

 あるいは、汗をかいてその水分を外に放出できる服を着ていないと、やはり同じような状況になったりしますね。よくチョコレートがいいというのは、熱を作りやすいからでしょうか ? 体力の消耗が激しくて持続性がないと、その後が困ってしまいます。

 さて、今日は、適正湿度と温度について、室内で快適な湿度は40~60%のようです。40 以下だと、ウイルス、60 以上だとダニやカビに悩まされるようです。冬には、湿度が多めの方が暖かく感じるのはご存知の通り。それで夏は、除湿して温度が下がった感じになります。

 温度が零下何度だと生命の危険がと・・・考えがちですが、マイナス 20 度なんて、北海道では珍しくなくその中を歩いたり仕事したりしています。温度より、低体温症の方が怖いですね。

 車で寝ていると、どこからともなくスーと外気が入ってくることがあります。この風も曲者で、風速1メートルで体感温度が1度下がると言われています。風を遮断する工夫が必要ですね。
 こちらも参考に
   https://matome.naver.jp/odai/2141871591716251901

 

なぜ、キャンプ料理は、美味しい ??

 なぜ、キャンプ料理は、美味しいんでしょ ?? 素材も作り方も同じだとして、キャンプ料理の方が美味しいとしたら、どこにそう思わせる要素があるんでしょうか。

 予約レストランで食べる時、日常と異なる点は、先ず、外に出かけている事、そして店内の雰囲気、また、豪華な食器、厳選された食材、と非日常感は満載ですね。この時点で内心的に興奮度かなり上がってますよね。これに似てないかと、観点をそこに絞ってみました。

 キャンプに出かけている時点で、もー興奮度トップに来ていますね。私は、これを心理的スパイスと名付けてみました。キャンプに出かけただけで、心理的に香辛料が振りかけられた状態になっているんではないでしょうか ?

 登山の方も、外でキャンプ・テント泊をするだろうと思われますが、車中泊でも気にしておきたいのが、「低体温症」ですね。人は、恒温動物なので、体内の温度を一定に保てなくなると危なくなります。直腸温が35°C以下に低下した場合に低体温症というようです。

 冬山登山で、同じ条件で歩いていても、低体温症で遭難した人と、かからなかった人の差は何でしょうか ? かからないようにするための項目を上げてみましょう。

 以降は、「低体温症の症状と対策」からの抜粋です。

「体は常に熱を作っています。熱を作るのを助けるのと、熱を逃さない工夫が低温対策になります。

・エネルギーを作る行動食を積極的に食べる。暖かい飲み物で水分補給をする。
・脱水にならないようにする。脱水状態は熱の生産能力が落ちる。
 防寒着(基本的には行動中には着ない予備的な一枚)を用意しておき、状況に応じて早めに着る。
・帽子を被って頭から熱が逃げないようにする。なければフードでもOK。
疲労しないように、歩くペースを調整する。汗をあまりかかず体は適度に暖かく、できれば鼻呼吸出来る程度が良い。疲労し過ぎると熱の生産能力が落ちる。

 これらの条件が生死を分けたんですね。

詳しくはこちらを参考にしてみて下さい。
https://www.camp-outdoor.com/tozan/firstaid07.shtml

車中泊で持ち込む道具について

 本日は、車中泊で持ち込む道具について紹介したいと思います。小スペースなので、何でも小さいものになります。先ず、食器ですが、皿や鍋が重ねて収納できるようになっているセットを用意しました。ガスボンベ使用のコンロも折りたたみ式です。

 ガスボンベは、直射日光に当たると危険なので、冬でも家に持ち帰り、車内には置かないようにしています。車から降りてバッグに詰めて歩く場合には、軽量、最小、壊れにくい、がポイントになりますが、車内の場合には、中間サイズまでは持ち込めます。

 それで、ガスコンロも多少火力が強い中型を追加しました。また、フライパンも専用のを用意しました。アマゾンでティファール フライパン 21cm が2千円台でありましたから、ゲット、焦げ付かなくてとても便利です。ただ、重い !! ( 徒歩での持ち運びは、NG かな )

 一酸化炭素検知器、ペットボトルくらいの消火器も装備できました。火事で亡くなる方って、ほとんど一酸化炭素中毒かな ? 車中泊でも、暖房のためエンジンかけて眠っているところへ雪が降り積もり、排気ガス噴出のマフラーが詰まってしまうと、車内へ一酸化炭素が逆流するので、必ずエンジンは止める必要がありますね。

 それで冬では、保温のため外気が車内へ侵入しないように、隙間を埋める工夫とか、保温が必要になります。軽自動車は、普通車に比べ、意外に外気が侵入してきます。保温については、補助バッテリーがあったため、小電力の電気毛布になりました。下にマットレス + 毛布 + 電気毛布 + 毛布 + 布団 で完璧でした。夏の方がキツイかも・・・  

キャンプは、「ワクワクする」「秘密基地」

 FB フレンズさんから、キャンプは、「ワクワクする」「秘密基地」というフレーズを頂きました。これはなぜかを念頭に置いて書いていますので、皆さんも考えてみてくださいね。

 キャンプといえば、どうしても避けて通れないというか、むしろメイン的に捉えられたりするのが、キャンプ料理ですね。予想ですが、キャンプが好きな人の半数以上は、料理が好きなんだろうなと思います。もちろん、料理は、お店に任せるのも手になります。(特に郷土料理やその土地ならではの特産はお店ですね)

 キャンプ料理っていうジャンルはありませんが、なんせキャンプに付きものなのが、「条件が限られる」という点で、どの場面にもついて回ります。これって、どうなるのか分からないというワクワク感がありますよね ?

 一応、コンロは補助も含めると3つ持っていますが、車の中(特に冬)では、スペース的に1つが理想的です。それで、この前は、美味しいステーキ肉を頂いたので、ステーキにしました。ところが、持参にはオリーブオイル、胡椒しかありません。家庭ならば、ワインやバターを付け加えたいところ。

 同時に盛り付けできないので、付け合わせの野菜、キノコ類は別で料理しました。だから先ずは、野菜炒め、終わってステーキみたいに、一品モノでコースみたいですよね。また、ポタージュスープは、その後になりました。

 スープは、市販の顆粒にお湯を注ぐタイプですが、その中になんとお餅を小さく切り入れたり、硬くなったタコかイカのツマミお菓子も中に投入してみました。これが何と美味しかったことに驚いています。

 ポタージュスープに餅を入れる ?? !! ですよねぇ・・・この概念の崩壊がキャンプ料理の魅力ですね。(笑)結果が悪くても、キャンプ料理だからと、許されます。(笑)

愛用の車のタイプは、

 今日は、愛用の車を紹介しましょうか。ネットで探しました。一応中古車市場です。検索は、「中古車 軽 キャンプ」ですね。年式、走行距離数、車検が重要なポイントですね。その他、地域、修理履歴ですが、私は、見に行けて納車し易いように地域にも注目しました。

 実は、見つけてから 9 ヶ月以上ネットで眺めていました。こんないい条件なら、すぐ売れるだろうなって・・・ところが売れていかずに、まだ残っていました。あれっ、どこか不味い点があるのかなと、逆に心配になりました。

 車検は、今年3月に来てしまいますが、走行距離数が、なんと 500k 。それで、予定予算内なんて、すぐにでも欲しかったのですが、・・・それでは、なぜ売れ残っていたのでしょう ??

 色々なお客さん側の要望が、次のようでした。これは、シフト車なので、オートマチック車がいい、軽でもターボが欲しい、ちょっとしたシンク(とても簡単な流し)が要らない、この三点が気に入らなかったため、売れ残ってました。・・・笑・セーフ

 この3点は、私にとってはまさに狙い目だったのです。気になっていた走行距離は、なんと新古車という、展示見本で使われたり、試乗車だったりしたもので、まー新車と同じような感じでした。この点もクリアなので、見に行って即決でした。

 ここの社長もキャンプについてよく理解しているなと思った点は、補助バッテリーが最少の100W以内(もーちょっとあれば・・・とは思いましたが、これで正解)、ほんのちょっとしたシンク、取り外し可能なテーブル、ちょっとした天井の棚、床のマットだけしかありません。( まぁ、不自由な環境なんでしょうね、そこが面白い )