キャンプ旅

車中泊しながらのキャンプ旅

和尚がキャンプをしようと思った理由は

  キャンプと言っても色々なバージョンがあるようです。森や渓谷に入っての本格的なキャンプから道の駅などを利用してテントは張っても車中泊をする簡易的なキャンプなど、とても様々なタイプが出て来ています。

 キャンプの味わいを最初に感じたのは、なんと修行時代でした。制中(結制中)という特定の修行期間(前安居は4月15日~7月15日)が釈尊の時代から今でも行われています。

 その制中が終わると、修行がちょっと緩やかになり、自由な時間も少し増えます。その時間を利用して、先輩が三、四人で近くの浜辺へ連れて行ってくれました。道具は金網1つ。スーパーでちょっと買い物して来たバーベーキューになるような食材を金網に乗せてジュージュー。食べてみて、美味しさに驚きました。

 浜辺に漂着した木切れが燃料になります。それを拾い集めて、石を組み合わせて炉端を整え、その上に持参の金網を乗せたとても原始的なものでした。いゃ、むしろ究極のキャンプですね。

 それが脳裏に残っていたのでしょうか ?? 最近、軽自動車のちょっとしたキャンピング仕様を購入し、最小限の道具を整えていましたので、ちょっとだけ、雨の日でしたので、窓を開けて車内でキャンプ料理を作って食べてみました。やはり、美味しい。これはなぜなのか、究明していきたいと思います。